PowerApps | 手書き画像からアプリを作る | PowerApps Express Design

PowerApps | 手書き画像からアプリを作る | PowerApps Express Design

みなさん、こんにちは。

今回はPowerAppsの機能から、画像を用いたアプリ作成の手順を検証しました。

Microsoftの公式ドキュメントは以下から↓

手書きのイラストからアプリを作る

PowerAppsの新たな機能として「PowerApps Express Design」が追加されました。

簡易デザインは、ビジュアル デザインを即座にアプリに変換することで、Power Apps ですぐに使い始めるための新しい方法です。 簡易デザイン にて、メーカーは紙のフォーム、ホワイトボード スケッチ、または Figma ファイルなどの既存のデザイン アーティファクトをすぐに機能するアプリに変えることができます。

Microsoft Docsより引用

手書きのイラストをもとに、AIがアプリケーションを自動作成してくれるという、なんともすごい機能です…

画像からアプリを作るにもコツがあるようです。

推奨する条件

・明確で見やすい絵を描くこと
・複数画面に跨るフォームはダメ
・背景が明るい色であること(基本白色?)
・4MB以下の画像を取り込むこと

以上を踏まえてアプリケーションを作ってみましょう。

手順

今回は事前準備として、以下のような画像を読み取らせようと思います。

人間の目では、どの欄にどんな情報が入るかは予想がつくかと思います。

①「画像(プレビュー)」をクリックする

トップ画面の「画像(プレビュー)」を選択します。

②タイトルを入力し、画像を取り込む

ここで作成した画像を取り込みます。

「自分のファイルをアップロードする」を選択し、作成した画像を取り込みます。

③取り込んだ画像にタグ付けをする

取り込んだ結果は以下の通りです。

私のイラストが下手だったためか、読み取られなかった箇所や、テキストラベルとして認識されている箇所など、うまくいかなかったようです。

タグの付け替えをするには?

タグの付けなおしは、ドラック&ドロップで対象を選択し、

コンポーネントの割り当てから、タグを選択します。

今回は以下のようにタグの付けなおしを行いました。

④データを設定する

Dataverseにテーブルを作成するか、あとで確認するかを求められます。

今回は画面作成まででとどめるため、「後で確認する」を選択しました。

出来上がった画面を確認

以下のようなフォームが生成されました。

ラジオボタンのレイアウトが崩れてはいますが、画像からフォームを作成することができました。

もちろんですが、出身地のドロップダウンボックスに対して、都道府県を登録してくれる機能などはないので、ここからリストの整形などは必要です(笑)

まとめ

今回は手書きのイラストからフォームを作成する方法を検証しました。

この機能を利用すれば、フォームのモック作成時間をより短縮できるかもしれません。

ぜひご活用してみてください!

ではまた!