ローコーディングで開発高速化!Power Appsを使ってみよう!~リッチテキストのメール送信 / Cc / Bcc

ローコーディングで開発高速化!Power Appsを使ってみよう!~リッチテキストのメール送信 / Cc / Bcc

みなさん、こんにちは!

今回は前回の続きとして、PowerAppsのメール送信「Office365Outlook.SendEmailV2」を用いた「リッチテキストのメール送信」「Cc」「Bcc」についてまとめます。

今回のゴール

今回は以下の要素を確認しました。

・リッチテキスト(HTML)でメールを送信する

・CCにメールを送信する。

・BCCにメールを送信する。

手順

前回までで紹介した内容は、適宜割愛しています。

①Outlookコネクタを設定する。

こちらは前回の記事で手順をまとめています。ご参照ください。

②画面を作成する

要素

一覧を纏めます。

Btn_Sendボタンクリックした際に、メール送信のアクションを実行
Txtb_Toテキスト入力送信先のメールアドレス入力欄
[] Txtb_Ccテキスト入力送信先(CC)のメールアドレス入力欄
[] Txtb_Bccテキスト入力送信先(BCC)のメールアドレス入力欄
Txtb_Subjectテキスト入力タイトル入力欄
[] Richtxt_Bodyテキスト入力本文入力欄(リッチテキスト
Label1~Label4テキストラベルラベル

※今回新たに追加した要素には[☆]を付けています。

③ 送信ボタン押下時のアクションを設定する

Btn_Sendをクリックした際に、メールを送信するように設定します。

※今回は基本的な動きの確認なので、エラー処理は含めていない。

Btn_Sendの「OnSelectプロパティ」に、以下のコードを追加します。

 Office365Outlook.SendEmailV2(
        Txtb_To,
        Txtb_Subject,
        Richtxt_Body.HtmlText,
        {
            Cc: Txtb_Cc,
            Bcc: Txtb_Bcc
        }
    )

前回からの追加としては、以下の通りです。

・Richtxt_Body.HtmlTextを追加 : リッチテキストからHTMLを取得

・Cc: Txtb_Cc : CCをセット

・Bcc: Txtb_Bcc : BCCをセット

送信テスト

以上で完成です。

①「F5」キー 又は 「▷」をクリックしてプログラムを実行します。

② 必要な情報(To、Cc、Bcc、Subject、Body)を入力後、「送信」を押下

③ 送り先にて、メールが受信されているかを確認する。

まとめ

今回はPowerAppsを用いて、リッチテキスト、Cc、Bccの対応を行いました。

次回は、メール送信に関わるそのほか要素(重要度、画像添付)を調査していきます。

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