自作PCまでの道のり~ ざっくり解説!ストレージ(SSD/HDD)

自作PCまでの道のり~ ざっくり解説!ストレージ(SSD/HDD)

みなさん、こんにちは!

本日は「自作PCまでの道のり」というテーマで、自作PCにまつわるパーツをなるべく分かりやすく整理しながらお伝えします。

「自作PCを作りたい」「情シスでパソコンの見積もりを依頼されたけど、言葉が全然わからない・・・」といった方、必見です!

本日の記事で習得できる情報は以下の通りです。

① ストレージとは?

② 接続規格とは?

③ SSDの接続規格とは?

④ 最近よく聞く「m.2」とは?

では、始めます。

自作PC作りたいけど・・・

PCのパーツを選定するにあたり、PCの記憶媒体である「ストレージ」は何を選べばいいんだろう?とつまずいてしまう事ありませんか?(私は毎回つまずいてます・・・)

今回はストレージに焦点を当て、少しでもパーツ選定が楽になればと思い、記事を書いています。

最初は理解するのも難しいかもしれませんが、是非最後まで読んでみてください!

ストレージとは?

PCのデータを記憶するストレージですが、大きく2種類に分けられます。

HDD(ハードディスクドライブ)

▶ 特徴: ・プレートというCDのような部品にデータを記録していきます。

       └ カリカリという音が鳴ります

      ・安価ですが、SSDに比べると読み書きのスピードが遅いです。

      ・衝撃には弱いです。

 

SSD(ソリッドステートドライブ)

▶ 特徴:  ・半導体素子に電気を送ることでデータを記録していきます。

      ・HDDより読み書きのスピードはとても速いですが、若干高価です。

       └ 最近価格が下がってきた

      ・衝撃には強いです。

 

これからPCを購入する、という方は可能な限りSSDをお勧めします!

但し、ディスク容量を大きく(例:1TB~2TB)する場合は、SSDだと値段が跳ね上がることがあります。

接続規格とは?

ストレージの種類を選んだら、次にマザーボードとストレージをどのように接続するかを考えます。

どのように接続するか?って、、どういうこと?」かというと、

例えば、「ストレージからデータを読み込んで画面に表示する」場合、「ストレージからマザーボードを経由して」パソコン画面に表示しています。

もう少しいうと、ストレージからマザーボードにデータ通信が発生しているわけです。

このストレージとマザーボードを「どんなケーブル(もしくは接続方法)を使って通信するか?」を考える必要があるわけです。

参考:バッファロー 接続規格について

https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/connect.html

ストレージの接続規格とは?

上述で記載した接続規格のうち、HDD/SSDでよく用いられる規格は以下の3つです。

SATA接続

    ・一般的なPCによくみられる接続方式です。

    ・パソコンと周辺機器(今回だとストレージ)間で通信するための規格

 

PCIe接続

    ・マザーボードに取り付けられている専用スロットと周辺機器間で通信するための規格

 

SAS接続

    ・サーバ用PCなどで用いられることがある規格。この接続方式は比較的高価。

 

HDDではSATA接続が主流の接続方式となっています。

ですので、HDDからSSDに換装して高速化を図りたいといった場合は、基本的にはSATA接続可能なSSDを購入する必要がありますね。

最近よく聞く「m.2」とは?

「m.2ってよく聞くけど何者??」とよく聞かれることがあります。

これはSSDの形状(フォームファクタ)をさします。

SSDには主に「2.5インチ」と「m.2」といった形があります。

2.5インチの場合は、SATA接続が主流です。

一方m.2はマザーボードに直接差し込むPCIe接続が多いです。(SATA接続もあります。)

 

よく「m.2は、2.5インチのSSDより速い!」と聞きますが、どちらもSATA接続の場合、SATAの接続規格に沿った通信速度となるので速さの比較としてはあまり変わりません。

正確には「m.2のPCIe接続は、2.5インチのSATA接続より早い!」となります。

 

まとめ

本日はストレージに関する情報をまとめました。

 

結局、どれを選べばいいのか?といった明確な提示はなかなか難しいですね。

 └ 価格帯だけで考えれば・・・ HDD(安い)<2.5インチ SSD(高い)<m.2 SSD(もっと高い)

 └ 速さを重視すれば・・・ m.2 SSD PCIe接続が今回の中では一番!となります。

 

しかし、m.2は比較的熱を持ちやすいというデメリットや、マザーボードも専用のマザーボードが必要です。

ストレージを選ぶ際は、「価格帯」「ストレージ容量」「マザーボードとの相性」も加味しつつ検討されるとよいかと思います。

 

今回の記事が、皆様のPC自作に少しでも役立てれば幸いです。

それではまた!

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