VAIOが帯電したときの放電方法について
こんばんは、本格的に冬がやってきたようで、だいぶ寒くなってきましたね。
今回は、法人用VAIOで起きた「帯電」についてご紹介です。
VAIO Pro PL(VJPK11*シリーズ)
★法人専用モデル★
型式: VJPK11(2019年1月発売のモデル)
薄さと軽さから人気のあるモデルとなっており、社内でも人気のある機種です。
このブログをご覧になっている方の中にも、持っている方がいらっしゃるかもしれませんね。
発生した症状について
症状は以下のようなことが起こりました。
・ バッテリーの減りが異常に早い。(2~3時間で100%から0%に)
・ パソコンの電源ボタンを押すと「赤いバッテリーマーク」が表示される。
電源ケーブルをさすと、100%の状態でPCが起動する。(不思議な現象ですよね・・・)・ ファンがずっとなり続ける。(会議中にファンが轟音で回るので結構困りました。)
対処方法について
VAIOのヘルプデスクに問い合わせたところ、「帯電」の可能性があるとのことでした。
「帯電」とは、PC内部で電気をため込んでしまうことを言います。帯電していると、PCを制御するコントロールチップが誤作動することがあります。
このコントロールチップは「EC」と呼ばれる電源系統の電化部品ですが、Windowsをシャットダウンしても通電されているものです。
このコントロールチップが、一時的にハングアップすることで今回の現象が発生した可能性があるのです。
じゃあ、どうすればよいか??といいますと、
「バッテリーオフボタンを押してコントロールチップへの通電を一度遮断し、コントロールチップの再起動を行う」ことで、コントロールチップの誤作動を解消させます。(←実際、私もこの方法で解決しました!)
バッテリーオフボタンは、下図のようにPCの背面に小さな穴があり、それを3秒以上押すことでコントロールチップの再起動がかかります。(押したときに、「カチッ」とした手ごたえがありました。)
穴は小さいですので、ピンやクリップを使って差し込むのが良いと思います!
注意!:機種によっては3秒以上押し続けると、別のモードが起動してしまうこともあるようですので、3秒以上は押し続けないように気を付けましょう。
バッテリーオフボタンを押した後、5分程度放置しておけば放電完了です!
対処方法の詳細は、下記のメーカーページを参照ください。
https://solutions.vaio.com/881
電気を扱う精密機器なので、静電気などが発生しやすい乾燥した季節は要注意ですね!
今回のような現象が起きた際は、焦らず対応いただければと思います!
万が一に備える
ちなみに、パソコンから、スマートフォン、タブレットまでを保証してくれるサービスもあるそうです。(モバイル保険:「月額700円」で3台まで。)
家電量販店などで購入されている方は、3年保証や5年保証といった家電量販店独自の保証があります。
一方、ネットショップ等で購入された方は、意外と保障がメーカー保証(1年)のみの場合が多いかと思います。
その場合の、保険としてはお勧めです!
以上です。
エラー: データの取得に失敗しました。
-
前の記事
記事がありません
-
次の記事
シャットダウンしたのにまた電源がつく!?Dell Optiplex 7070 Microの放電方法 2020.11.30