Google Colab | Python で LINEに通知してみよう(LINE Notify)
- 2023.02.24
- Python
みなさん、こんにちは!
今回は Google ColabからLINEにメッセージを送る方法を検証します。
Google Colabは、ブラウザからPythonを実行できる無料の開発環境です。
LINEにメッセージを送るには?
LINEにメッセージを送る方法は、PythonでLINE Notifyというサービスを使います。
LINE Notifyは、アクセストークンを発行して、HTTPリクエストでメッセージを送信できるサービスです。
これにより Google Colabなどのアプリケーションから、LINEに対して通知する仕組みを簡単に構築できます。
作り方
具体的な手順は以下の通りです。
①トークンの発行
LINE Notifyの公式サイトにアクセスして、ログインしてアクセストークンを発行します。
トークンの発行方法は以下の通りです。
1)LINE Notifyの公式サイトにアクセスして、LINEでログインします。
2)マイページに移動して、「トークンを発行する」をクリックします。
3)トークン名と通知を送信するトークルームを選択して、「発行する」をクリックします。
4)生成されたトークンをコピーして控えます。このトークンは他人に見せないでください
② ノートブックの作成
Google Colabのノートブックにアクセスして、新しいノートブックを作成します。
③ スクリプト
ノートブックの最初のセルに以下のコードを入力して実行します。
下記のurlに対して、メッセージをPOSTすることで、colabプログラムからLINE側のメッセージ送信機能を起動することができます。
import requests
token = "ここにアクセストークンを入力"
url = "https://notify-api.line.me/api/notify"
headers = {"Authorization" : "Bearer "+ token}
message = "ここにメッセージを入力"
payload = {"message" : message}
r = requests.post(url ,headers = headers ,params=payload)
import requests
import requestsは、PythonでHTTPリクエストを行うためのコードです。
import requestsを使うと、Webサイトの情報取得や画像の収集などを簡単に行えます。
例えば、以下のコードは、https://httpbin.org/get というURLにGETリクエストを送って、レスポンスを表示するコードです。
import requests
r = requests.get("https://httpbin.org/get")
print(r.text)
headers = {“Authorization” : “Bearer “+ token}
headersは、HTTPリクエストに付与する追加情報のことです。大きくは3つ要素があります。
1)Authorization:認証スキームを指定するキー
2)Bearer:認証スキームの一種で、トークンを用いて認証する方法を指定
3)token:LINE Notifyで発行したアクセストークン
つまり、headers = {“Authorization” : “Bearer “+ token}とは、LINE Notifyにアクセスするために必要なトークンを含む認証情報を指定することです。
出力結果
このコードが正しく実行されると、指定したメッセージがLINEに送信されます。
以上がGoogle ColabからLINEにメッセージを作る方法です。
試してみてくださいね。
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