Google Colab | Python で LINEに通知してみよう(LINE Notify)

Google Colab | Python で LINEに通知してみよう(LINE Notify)

みなさん、こんにちは!

今回は Google ColabからLINEにメッセージを送る方法を検証します。

Google Colabは、ブラウザからPythonを実行できる無料の開発環境です。

LINEにメッセージを送るには?

LINEにメッセージを送る方法は、PythonでLINE Notifyというサービスを使います。

LINE Notifyは、アクセストークンを発行して、HTTPリクエストでメッセージを送信できるサービスです。

これにより Google Colabなどのアプリケーションから、LINEに対して通知する仕組みを簡単に構築できます。

作り方

具体的な手順は以下の通りです。

①トークンの発行

LINE Notifyの公式サイトにアクセスして、ログインしてアクセストークンを発行します。

トークンの発行方法は以下の通りです。

1)LINE Notifyの公式サイトにアクセスして、LINEでログインします。

2)マイページに移動して、「トークンを発行する」をクリックします。

3)トークン名と通知を送信するトークルームを選択して、「発行する」をクリックします。

4)生成されたトークンをコピーして控えます。このトークンは他人に見せないでください

② ノートブックの作成

Google Colabのノートブックにアクセスして、新しいノートブックを作成します。

③ スクリプト

ノートブックの最初のセルに以下のコードを入力して実行します。

下記のurlに対して、メッセージをPOSTすることで、colabプログラムからLINE側のメッセージ送信機能を起動することができます。

import requests

token = "ここにアクセストークンを入力"
url = "https://notify-api.line.me/api/notify"
headers = {"Authorization" : "Bearer "+ token}
message = "ここにメッセージを入力"
payload = {"message" : message}
r = requests.post(url ,headers = headers ,params=payload)

import requests

import requestsは、PythonでHTTPリクエストを行うためのコードです。

import requestsを使うと、Webサイトの情報取得や画像の収集などを簡単に行えます。

例えば、以下のコードは、https://httpbin.org/get というURLにGETリクエストを送って、レスポンスを表示するコードです。

import requests
r = requests.get("https://httpbin.org/get")
print(r.text)

headers = {“Authorization” : “Bearer “+ token}

headersは、HTTPリクエストに付与する追加情報のことです。大きくは3つ要素があります。

1)Authorization:認証スキームを指定するキー

2)Bearer:認証スキームの一種で、トークンを用いて認証する方法を指定

3)token:LINE Notifyで発行したアクセストークン

つまり、headers = {“Authorization” : “Bearer “+ token}とは、LINE Notifyにアクセスするために必要なトークンを含む認証情報を指定することです。

出力結果

このコードが正しく実行されると、指定したメッセージがLINEに送信されます。

以上がGoogle ColabからLINEにメッセージを作る方法です。

試してみてくださいね。

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