Python | FastAPIでAPI作成 ~その2:パスパラメータ~
- 2022.07.14
- FAST API
前回の続きで、FastAPIに手を加えてみます。前回の記事はここから
公式ドキュメントの「パスパラメータ」を検証しました。
作るもの
パスパラメータに値を引き渡した際、その値が「偶数(even)」「奇数(odd)」のどちらかを返します。
①パスパラメータをとりあえず表示する
{item_param}の部分が変数になります。
今回はmod計算を行うため、「item_param:float」とし「float型」として宣言します。
from fastapi import FastAPI
app = FastAPI() # インスタンスを作成
@app.get("/even_odd_app/{item_param}") # @:デコレータ
async def even_odd(item_param:float):
return {"param":item_param }
とりあえず動かして、値が表示されることを確認します。
http://localhost:8000/even_odd_app/600
②偶数/奇数の判定を行う
判定を行えるように、プログラムを以下の様に変更します。
from fastapi import FastAPI
app = FastAPI() # インスタンスを作成
@app.get("/even_odd_app/{item_param}") # @:デコレータ
async def even_odd(item_param:float):
if item_param % 2 == 0:
return {"param":item_param, "even/odd":"even" }
else:
return {"param":item_param, "even/odd":"odd" }
http://localhost:8000/even_odd_app/600
http://localhost:8000/even_odd_app/55
サーバ側で偶数/奇数の判定を行い、クライアント側に結果を返すことが確認できました。
あっという間にAPIが出来ました。
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