Python | FastAPIでAPI作成 ~その2:パスパラメータ~

Python | FastAPIでAPI作成 ~その2:パスパラメータ~

前回の続きで、FastAPIに手を加えてみます。前回の記事はここから

公式ドキュメントの「パスパラメータ」を検証しました。

作るもの

パスパラメータに値を引き渡した際、その値が「偶数(even)」「奇数(odd)」のどちらかを返します。

①パスパラメータをとりあえず表示する

{item_param}の部分が変数になります。

今回はmod計算を行うため、「item_param:float」とし「float型」として宣言します。

from fastapi import FastAPI

app = FastAPI() # インスタンスを作成

@app.get("/even_odd_app/{item_param}") # @:デコレータ
async def even_odd(item_param:float):
    return {"param":item_param }

とりあえず動かして、値が表示されることを確認します。

http://localhost:8000/even_odd_app/600

②偶数/奇数の判定を行う

判定を行えるように、プログラムを以下の様に変更します。

from fastapi import FastAPI

app = FastAPI() # インスタンスを作成

@app.get("/even_odd_app/{item_param}") # @:デコレータ
async def even_odd(item_param:float):
    if item_param % 2 == 0:
        return {"param":item_param, "even/odd":"even" }
    else:
       return {"param":item_param, "even/odd":"odd" }

http://localhost:8000/even_odd_app/600

http://localhost:8000/even_odd_app/55

サーバ側で偶数/奇数の判定を行い、クライアント側に結果を返すことが確認できました。

あっという間にAPIが出来ました。