WordPress | 手動バックアップ方法を学ぶ ~大切なデータを保管しよう!~

WordPress | 手動バックアップ方法を学ぶ ~大切なデータを保管しよう!~

みなさん、こんにちは!

今回はブログ作成アプリ「Wordpress」のバックアップ方法を学びます。

WordPressの仕組み

バックアップを学ぶにあたり、どのような仕組みでWordpressというWebアプリが動いているかを理解します。

以下がWrodPressサービスを提供する際のシステム構成図です。

WordPress自体はPHPという言語で開発されております。

実際にアプリケーションを動かすために、WebサーバのApacheとDBサーバのMySQLを用いてサービスを提供しています。

通信の仕組み

実際サイトを運用する場合、(1)DNSサーバの契約 と (2)レンタルサーバの契約 を行うのが定石になってきます。

DNSサーバは、ドメイン名を元にIPアドレスを返すサーバのことです。

レンタルサーバは利用目的が多岐に渡りますが、APサーバやDBサーバをレンタルサーバ内に構築し、サービスを24時間提供できるようにします。自宅でサーバを立てた場合、自分で24時間面倒を見るのって意外と大変です。

接続の流れ

DNSサーバとレンタルサーバは以下のように使われます。

下図のように、「miseruit.com」に接続したい場合、先ずDNSサーバに対してIPアドレスを確認します。(下図①→②)

利用者は、返ってきたIPアドレスを元に、WordPressサーバへ接続しに行きます。(下図③→④)

私の場合は、DNSサーバを「お名前.com」、レンタルサーバ「ロリポップ」を用いて WordPressを運用しています。

何をバックアップすれば良いか?

さて、バックアップの話に戻ります。

もしものことを考えると、何をバックアップしておくと良いのでしょうか?

データベース

ブログのデータ保管を担う「DB」は必ずバックアップ取っておきたいものです。

MySQLのデータを確認するには、PhpMyAdminからバックアップが可能です。

以下、ロリポップでPhpMyAdminに接続し、バックアップを出力する方法を紹介します。

1)サーバの管理・設定>データベース>操作する

ロリポップの管理画面に移動し、データベースの操作画面を開きます。

2)phpMyAdminを開く

phpMyAdminを開きます。

次の画面で ユーザ名とパスワードを確認されるので、下図の対応表のように必要な情報を入力します。

3)データのエクスポートを実施する

画面上部「エクスポート」をクリックし、実行ボタンをクリックすればバックアップを生成することができます。

Webサーバ

Webサーバ内には添付した画像情報やWordpressの各種設定情報が入っています。

特に必要なフォルダは以下の3つといわれています。

①plugins:WordPressプラグイン

②themes:WordPressデザインテーマ

③uploads:画像や動画など

実際にエクスプローラで繋いでファイル場所を見てみます。

※ 接続方法は公式ページから確認できます。

1)ロリポップのユーザ設定>サーバ情報を開く

ここにFTPサーバの情報が掲載されています。

2)Windowsの場合:エクスプローラを開き、WebDavを入力する

通常ならばFFFTPやCyberDackなどをインストールして接続しますが、Windowsはエクスプローラから直接接続することができます。

エクスプローラを開き、アドレスバーに「WebDav」を入力します。

Windowsセキュリティが表示されるので、IDとパスワードを入力します。

3)バックアップを行う

以下は「エクスプローラ」から見た時の3つのフォルダです。

これらは wp-content内に存在しています。

3つそれぞれをバックアップ取るのが面倒な場合は、wp-contentごとバックアップするのも良いでしょう。

最終的にはお金に任せるのも一つ

データベースとWebサーバのバックアップ対象が分かったと思いますが、これらを定期的に実施するのは中々面倒です。

そんな方には、多分他のレンタルサーバ業者でも提供されていると思いますが、ロリポップだと「バックアップサービス」が提供されています。

月額330円で7世代までのバックアップが可能。

スケジュールは 手動/1日/3日/7日/15日/30日 より 選ぶことができるとのことです。

まとめ

今回はボリュームが多くなってしまいましたが、

WordPressのバックアップ(主に手動)の流れを行ってみました。

もちろん自動化サービスを使うのが楽なのですが、仕組みを把握しておけば応用が効いてくると思います。

次回は復元方法についてまとめていきます。ではまた!

エラー: データの取得に失敗しました。