PowerApps | マップを表示する ~Bing maps連携~

PowerApps | マップを表示する ~Bing maps連携~

前回の記事の続きです。まだご覧になってない方は以下からどうぞ。

今回作成したもの

今回は以下の様な2画面構成のアプリを作成しました。

ただ画面遷移は無く、操作はMain画面のみです。Config画面側にはAPIキー情報を描き込んでいる感じです。

画面:Configの作成

コンフィグ画面としています。

BingMapsを利用するにあたり、APIキーを発行する必要があるため、以下のテキスト入力コントロールに「APIキー」を入力しています。

画面:Mainの作成

マップ表示画面です。入力は以下の3つです。

①scale_list:マップの拡大、縮小を行います。(1~20まで選択可能です)

②緯度:緯度を入力します。

③経度:経度を入力します。

※Labelも使用していますが、割愛しています。

Image1は地図情報が動的に変化します。

scale_listに関して

スケールは「1~20」まで指定できます。

scale_listのitemsに以下の様に記載します。

[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20]

デフォルトは「15」としました。

この値が小さい程、マップが表示する範囲が広くなります。

Image1(地図画像)に関して

画像>データ>Imageに以下のコードを記入します。

これによってBing Mapsの画像データを取得する事ができます。

"https://dev.virtualearth.net/REST/V1/Imagery/Map/Road/" 
 & 緯度.Text& "," & 経度.Text 
 & "/" &scale_list.SelectedText.Value 
 & "?mapSize=" & Image1.Width & "," & Image1.Height 
 & "&pp=" & 緯度.Text& "," & 経度.Text &";66" 
 & "&key=" & APIKey.Text

Mapのパラメータに関して

以下のMS Docsが参考になります。

動作検証

最後に動作検証をして、スケールが変わることを確認しましょう!

参考まで:東京駅の緯度経度は「35.6809591、139.7673068」です。