PowerApps | 検索画面を作ろう

PowerApps | 検索画面を作ろう

今回は検索画面を作成します。

今回利用するデータ

以下のデータをエクセル上にテーブルとして作成します。

テーブル名:食品在庫

品名単価在庫数
リンゴ10010
バナナ15010
モモ2004
キウイ1002
パイナップル5001
ジャガイモ8040
白菜10020
きゅうり1005
キャベツ2505

データ一覧を表示する方法

以下に手順をまとめます。

1)コネクタの作成

OneDrive上に作成したデータを追加します。

2)レイアウト>空の垂直ギャラリー を追加する

今回はデータを表示するために、空の垂直ギャラリーを追加します。

3)ギャラリーを選択した状態で、Itemsを変更する

Itemsはデフォルトでは「CustomGallerySample」になっています。

これを、今回追加したコネクタ(今回だと食品在庫)に変更します。

4)ギャラリーを選択した状態でコンテナを追加する

コンテナ1つに対して、1行分のデータが格納されるイメージです。

5)コンテナの左上「鉛筆マーク」選択して、テキストラベルを追加する

下図の鉛筆マークをクリックした状態で、テキストラベルを追加します。

下図はラベルを1つ追加した状態です。

「ThisItem.単価」が追加されました。(※わかりやすいように罫線を追加しています)

同様にして、品名、在庫数についても追加します。

6)行間を設定する

行間はギャラリーの先頭行の高さを変えることで調整することができます。

以上で一覧を表示することができます。

検索するには?

品名検索できるように改造してみます。

1)テキスト入力(TextInput)を追加する

名前を「TextInput_品名」とします。

2)ギャラリーのItemsを編集する

一覧表示では ギャラリーのItemsには「食品在庫」を記載していました。

今回はこの部分を以下のように変更します。

Search(食品在庫,TextInput_品名.Text,"品名")

Search関数には、以下のような引数を渡します。

 第一引数:検索対象のテーブル

 第二引数:検索するワード

 第三引数:検索する列名

なお、第二引数が空白の場合は、全件出力になります。

例)「モ」で検索した場合の結果

今回は以上です!

ではまた!